メンテナンスサービス

仕入れ用自転車のメンテナンスサービス

メンテナンスサービス久しぶりのご依頼です。

以前投稿したCannondaleの持ち主、いつも仲良くさせていただいている創作料理の店主さんから再びのご依頼です。

いつも食品の仕入れに使っている自転車のメンテナンスをお願いしたいとお声がけいただきました。

以下最近の不調だと感じている点について

・リアタイヤが裂けてしまった

・ブレーキワイヤーが伸びきっていて調整しろがなくなった

・ペダルが破損してしまった

この他にも目に見えない異常がないか、メンテナンスしながら確認していきたいと思います!

トップ画にある自転車が今回作業させていただく自転車。もう一度どどん!

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)の EASEL8.0 2019年モデルのLGホワイトです。

荷物がたくさん積めてデザインもおしゃれな自転車になっています。

この直付けのキャリア(荷台)がとても印象的です。最大荷重が20Kgまで乗せることができます!買い物した食品をたくさん積むことができますね!

一見この荷台にチャイルドシートを取り付けられそうですが、取扱説明書にも記載があるように子供載せには対応していないとあるので注意が必要です。

この手の自転車に無理やりチャイルドシートを付けて子供を乗せている方をごくまれに見かけますが、恐怖でしかありません、、、

さて、そろそろメンテナンスに入っていきましょう!

まずは各所の現状写真から

こちらリアタイヤの現状です。

完全に裂けてしまっています。辛うじてチューブまで到達していないので空気は抜けていません。 こちらはタイヤ交換をしていきます。

現状 KENDA 20×1.95 が装着されています。店主さんの希望はタイヤ幅を細くしたいとの希望。できたら 20×1.5まで落としてほしい、、、 けど、状況に応じてお任せします!と言っていただきました。

20×1.5か、、、私の個人的思考ゴリゴリで選ぶなら逆に限界ギリギリまで太いタイヤを履かせたい!20×2.25くらい入りそうなクリアランス、、、

ですが、今回ご希望は細くすることなので細くします!ただし20×1.5まで細くはしたくない、、、

・いつも重い食品を運ぶのを考えると太いタイヤの方が安定して走行できること

・タイヤを細くすると地面との接地面積が小さくなるため、走行性能は上がり速く走ることができますが接地面にかかる力が増加します。それを補うために空気圧を高めに設定してあげたいが、こちらのチューブが英式バルブを採用しているため、一般的なスポーツバイクのような高圧の空気圧に対応できない。かといって米式バルブのチューブに変換すると気軽に空気を入れられる自転車屋さんが少なくなる。

のではないかと考えて、、、今回は間を取り20×1.75に。バリエーションは少なくなりますが今回はこれで行かせてください!

右側のペダルは割れています。こちらはシンプルに交換していきます!

フロントバスケットの木製板が劣化していました。これは何とかしてあげたい。新品も販売しているけどリペア補修出来そう。とりあえずやってみます!

ちなみにホイール前後ともに真っ黒です!

これはクリーニングのやりがいがあります!

フレーム各所は比較的綺麗です!汚れは落ちそうです。

ただ結構ハードに使用されている模様で塗装の欠けも多いですね。これは今回のメンテナンスでは補修は難しいです、、、ごめんなさい。

カナダの国旗メープルリーフが綺麗です!

フレーム素材はアルミニウムで完成車重量は16.5㎏とこのキャリアが付いてこの重さに済んでいるのは流石アルミです。まあそもそもこの自転車を持ち運んで、移動先で乗ろうなんて考えませんが、やっぱり軽い自転車の方が取り回しが楽でいいですね。

以上今日はここまで。

次回は普段通り洗車から始めていきましょう!

今回も綺麗に仕上げ、交換パーツ(タイヤ、ペダル、est,,,)はどんなのを組付けようかなと考えながら進めていきます!

ではまた次回よろしくお願いします。

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resfeber(レスフェーベル)とはスウェーデンのことわざみたいなものらしいです。”旅に出る直前の不安と期待が入り混じって絶え間なくドキドキしているような状態”のことを表します。 そんな気持ちをいつも心のどこかで感じてもらえるような、製品やサービスを提供していけたらと考えています。